矯正治療とは
歯に弱い力を少しずつかけていき、歯並びやかみ合わせを治し、健康で美しい口元にするための治療です。歯並びやかみ合わせが整うと、目から下の顔立ちも整ってきます。
また、見た目の美しさも大事ですが、矯正治療の第一の目的として、「歯を長持ちさせる」ということがあります。歯並びが悪いと、様々な害が、お口に起こってきます。
歯並びやかみ合わせが悪いと
起こりやすい害
このような症状が出る場合があります
- 歯周病やむし歯になりやすい
- 唇が閉じにくくなることもある
- かみ合わせのずれが悪化し、骨格的に問題が生じることもある
- いびきや歯ぎしりがひどくなることもある
- 発音しにくく、舌足らずなしゃべり方になることもある
- 外見的なコンプレックスに悩むこともある
矯正治療を受けるか受けないかを
しっかり考えることが重要
矯正治療は、他の歯科治療と違い、すぐに治療結果が出るものではないので、治療を始める前には、しっかりと、メリットとデメリットを把握し、費用や治療にかかる期間、矯正装置についてなど、分からない事は全て確認しておくことが必要となります。
矯正治療には長い期間装置をつけてなければならないということも、もちろんありますが、治療後は、健康で美しい歯並びを手に入れ、その他得られる物は計り知れないものとなります。
不正な歯並び
矯正治療が必要と言われる歯並びには様々な種類があります。
- ・上顎の前歯が下顎の歯よりも大きく前に出ている「出っ歯」
- ・歯と歯の間に隙間があいている「すきっ歯」
- ・下顎の歯が上顎の歯よりも前に出ている「受け口」
- ・上顎の歯が、下顎の歯に大きくかぶさってしまっている「過蓋咬合」
- ・歯がガチャガチャと様々な方向に生えてしまっている「乱ぐい歯(叢生)」
- ・下顎の歯が上顎の歯にかぶさっていたりする部分があり、まちまちな「交叉咬合」
- ・奥歯は噛んでいるが、前歯が噛んでいない「開咬」
まずはご相談ください。
治療のおおまかな流れ
- 無料相談
- お悩みやご相談、ご希望などをお聞きします。
- 精密検査とカウンセリング
- 精密検査をして、検査の結果をもとに、詳しいご説明をさせていただきます。
疑問点などがございましたら、ご遠慮なくいってください。また、矯正治療を開始するか、受けないでもう少し考えてみるのかなどをお伝えください。
- 矯正治療の開始
- 矯正装置をつけて、ブラケットとワイヤーで、歯に力を加え始めます。
- 定期的な通院
- 毎月1回通院して頂き、微調整を加えていきます。
- 矯正治療の終了と
保定装置の使用・メンテナンス
- 矯正装置をとり外し、歯並びの「後戻り」を抑制するための装置である「保定装置(取り外し可能な装置)」をつけます。保定装置は、おおよそ1~3年程度使用します。
保定装置をつけている期間の通院は、3~6カ月に1回程度です。