依田歯科医院 YODA DENTAL CLINIC

むし歯の治療

住所
東京都千代田区内神田1丁目17-1 橋本ビル2階
受付時間
月~金9:30~19:00 土曜10:00~13:00

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むし歯の治療

できうる限り「痛くない」治療のために

歯科医院に治療に行こうと思っても「痛いのではないか」ということが心配でついつい足が遠のいてしまう。そんな経験もあるかと思います。早く治療した方が良いとわかっていても痛いのは嫌だという方が多いと思います。しかし今は治療も進歩しており、痛みも少ない治療が可能となっています。当院では、麻酔の痛みを最小化するために、麻酔の過程における全てのことを、痛みの最小化に結びつくよう配慮しています。

「表面麻酔」の使用

麻酔の注射をいきなりするのではなく、あらかじめ「表面麻酔」を塗っておくことで、注射する時の痛みを少なくすることができます。

麻酔液の「温度調節」

麻酔液が体温と異なると痛みの原因となります。当院では専用の機器で、あらかじめ麻酔液を体温と同じくらいまで温めることで、麻酔時の痛みを緩和します。

「極細針」による麻酔

麻酔の針は細ければ細いほど痛みを少ないものにします。当院では極細の針である「33G」を使用して麻酔を行っています。このことにより麻酔時の痛みを少なくします。

電動麻酔器も利用した
「低速&一定速」の麻酔液注射

麻酔液の注入速度が速いと、痛みの原因となります。当院では手作業による麻酔だけでなく、部位によっては電動麻酔器も利用し、できる限り一定の速度でゆっくりと麻酔液を注入することで、麻酔時の痛みをできうる限り最小化しています。

できうる限り「削らない」治療のために

一度削ってしまった歯は、自然に修復されることはありません。二度と元には戻らないのです。歯科治療において「むし歯が治った」と聞くことがありますが、それは治ったのではなく、削ったところに詰めたり、被せたりして、機能を取り戻しているにすぎないのです。つまり「治療すればするだけ歯の寿命は短くなる」ということなのです。

当院では、かけがえのない歯を少しでも長持ちさせるために、「できうる限り削らない」ということを大切にしています。このことは誤解を招きやすいのですが、むし歯の部分まで残してしまうと再発・二次むし歯となってしましますので、もちろん侵された部分はしっかりと取り除きます。つまり「健康な部分はできうる限り削らずに、むし歯の部分だけをしっかりと除去」することが必要になってくるのです。当院ではそのために様々な取り組みをしています。

「マイクロスコープ」の使用による“拡大視野化”の精密な治療

できうる限り削らない治療を実現するためには「良く見える」ことが大切になります。どこまでがむし歯に侵されていてどこからが健康な歯なのかを肉眼で見極めることは非常に困難と言えます。当院ではマイクロスコープを使用した拡大視野下で治療を行うことにより、従来のように肉眼で治療をおこなうよりも、より精密に治療を行っています。

マイクロスコープ

「極細ドリル」の使用

ドリルの歯は細ければ細いほど、細かく削ることが可能となります。健康な部分を可能な限り削らずに、侵された部分のみを削るということを実現するために極細ドリルは欠かせません。

「う蝕検知液」の使用

う蝕検知液を使用すると、むし歯の部分だけを染め出すことができます。健康な歯を削らずに、むし歯の部分だけを除去するためには、う蝕検知液を使用し、どこがむし歯でどこがむし歯でないかハッキリと確認できることが大切です。

「エキスカベーター」の使用

むし歯はドリルで削る場合もありますが、このエキスカベーターを使用して、丁寧に、少しづつかきとっていくことが必要になる場合もあります。当院では、ドリルだけでなくエキスカベーターも選択的に使用しています。

「エクストルージョン法」の使用

「エクストルージョン(歯根廷出)法」は、矯正治療と同じ原理で少しずつ歯を引っ張り出し、むし歯に侵されている歯質を歯肉の縁上に露出させる方法です。歯を引っ張り出し、露出したむし歯の部分を治療します。

  • むし歯が歯ぐきの露出するところまで引っ張ります。

  • むし歯を除却し、被せ物を装着します。

「クラウンレングスニング法」の使用

「クラウンレングスニング(歯冠長延長術)法」は、歯肉を切開して、歯を支える骨(歯槽骨)を削ることで、治療が必要な部分を露出させる方法です。露出したむし歯の部分を治療します。